体験観光モニターツアー開催!その①

体験観光モニターツアー開催!その①

体験観光のモニターツアーが開催されました!

昨年末もこちらの記事でご紹介した、西海市で現在推進中の「体験観光プログラムづくり」。先日、1/20(土)、1/21(日)の二日間、実際にお客さまを招いて体験プログラムをお楽しみいただくモニターツアーが、西海市ふるさと資源推進課の取り組みとして開催されました!
山と海の郷さいかいからも、たくさんのお父さんお母さんが、「インストラクター」として大活躍!今回は、一日目、1/20(土)の様子を、お届けします!

この日のスケジュールは、①みかん狩り ②押し寿司&みかん大福づくり ③竹林伐採と竹カップづくり の主に3つの予定でしたが、天候はあいにくの雨……😭 ということで、①のみかん狩りは「みかんジュースづくり」に変更。応募者多数の中から選ばれた40名の参加者のみなさんと共に、フレッシュなみかんジュースを絞ります。指導は、民泊「ジュリアンの里」のお父さんであり、増山農園を営む、我らが増山会長です!!(リンクは「さいかいのこの人に会いに行く〜蜜柑と蜜蜂〜」サイトでの増山さんの記事です😊)

ポンカン、はるか、スイートスプリング、レモンなど、増山農園のさまざまな柑橘がコンテナにずらり!参加者さんは好きな柑橘を選んで、種類別にジュースにしたり、ミックスしてみたりと楽しそう……😊 皮のむき方を教える増山さん、さすがです😊

山と海のお母さんたちや、ほかの地域インストラクターのみなさんもテーブルに入り、ワイワイと楽しくジュースづくり😊 こんな贅沢なジュースがあるのか〜!!!笑

最後はできあがったジュースでかんぱーい! 新鮮なみかんの美味しさが染み渡りました😊

次は、押し寿司づくり体験!

さて、お次は西海市に伝わる郷土料理「押し寿司づくり体験」です。かつては大村藩領だった西海市、大村藩に伝わる「大村寿司」がルーツですが、各地域や家々でも、作り方や具材が少しずつ違っていて、面白いです。この日は民泊家庭から「和んち」湯川さん、「さつきの宿」井原さん、「歴史の郷横瀬浦」永野さん、「ひいぼん家」津田さん、「暖々」沖永さんの5人のお母さんが、準備や指導を担当してくれました!(順不同) 買い出しから、前日の仕込み、朝も台所でテキパキ動くお母さんたち!もう、あうんの呼吸で息ピッタリ、頼もしいったらありゃしません😂

押し寿司の具の仕込みは、ものすごく手がかかるもの。しいたけとゴボウを細かく刻んで炊き、アカウオは蒸して皮や骨を丁寧に手作業ですべて外し、さらに煎ってからそぼろ状にします。彩りを添える錦糸卵も、すべて手作り。地元の食材を存分に使っています!

体験ともなれば、それをこうして40名分、準備!手慣れたお母さんたちとはいえ、「こうすれば作りやすいかな?」「この方が見栄えがよさそうね!」とあれこれ相談しながら、体験を楽しんでもらおう、良いものにしようという創意工夫に、わたしは感動&脱帽しきりでした😭 こんなとき、西海市の地域のみなさんのあたたかさや団結力、生きた知恵の素晴らしさを改めて感じます😭

酢飯の量もはんぱじゃなーい!笑😂 味付けがまた、長崎らしい甘みの強い味付けで、とっても美味しいのです😋

永野さんが、みなさんの前で5合分の押し寿司をつくって実演レクチャーしてくださり、それをもとに各テーブルでそれぞれ一人用の押し寿司を作りました😋

初めてのモニターツアー、40名の押し寿司体験、大成功だったのではないでしょうか?😊 みなさんが「おいしい!」と笑顔で食べてくださり、私たちもとてもうれしかったです。

山と海の郷さいかい、いや、西海市自慢のお母さんたちです😊!!! さて、体験プログラムづくりは今後も続いていきますし、もちろん、私たちは体験民泊の受け入れもますますパワーアップして続けていきます。私が西海で素晴らしいと思うのは、やっぱりここに暮らす「人」と、その人たちが持つ暮らしの知恵や、コミュニティのつながり、あたたかさ。ただ消費するだけの観光ではなく、「地元の人とふれあう」「一緒につくる」といった体験が、感動をもたらしてくれると信じています😊 (橋本ゆうき)